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ウォーキング再開~仮城宝処の譬えばなし~

住職日梵です

 昨年十月より、危機感を感じ、ウォーキングを開始しました。距離は1日6~12㎞ 法華寺~松井山手駅二往復。三日坊主を克服し、半年継続したものの、気温上昇とともに自然に中断してしまいました。

 しかし、八キロ減も数ヶ月で元に戻り、再び再開しています。今日は二往復。足は痛い腰は痛い。最悪でしたが、目的に向かってがんばります。

途中、花住坂のファミリーマートでお茶を購入して一服します。ヘルシア緑茶や黒烏龍茶をいただきます(笑)
結構リラックスできますよ!

ここで急に真面目な話。


法華経の化城諭品第七には化城宝処のたとえ話があります。

 ある旅人たちが五百ヨージャナ(ヨージャナとは古代インドの単位。由旬ともいう)というとても遠い場所にある宝を求めて旅をしていました。しかし、行けども行けども先が見えません。投げ出してしまおうか?歩みを止めてしまおうか?すると、仲間の中で優れたリーダーが300ヨージャナのところに幻のお城をつくり、仲間をを休ませます。リフレッシュした仲間たちは再びやる気を取り戻して、ついに宝の場所へと到着することができました。

 これは真実のさとりの世界。すなわち法華経に説かれる霊山浄土に至ろうとするも、煩悩や欲に邪魔され、挫折しそうになります。そこですぐれた指導者、親のような存在である仏様が、我々のレベルに合わせて多くの教えを説き、いったんは安住させます。そしてあらためて本来の目的である法華経の修行、霊山浄土へと導いてくださる。

多くの経典の中が存在する中で、真実の修行、涅槃成仏は法華経にあると示されたたとえ話です。

今の拙僧にとってファミリーマートは仮城といったところでしょうか。

ふざけてスイマセン。合掌

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