SSブログ

チベット物故者慰霊法要参列

 先日、東京の真言宗豊山派大本山護国寺においてチベット人を交えたチベット物故者慰霊法要があり、三十名くらいの人たちと供養申し上げて参りました。
 蝋燭の灯火の中、護国寺大師堂(法華寺と同じくらいのお堂)で経典やチベット語の真言「オンマニペメフーム」をチベット人を中心に唱えながらの供養となりました。
 護国寺は他宗派ですが、多くのチベット支援の法要や活動を支援しており、ミクシイのイベント掲示板にもよく出ています。拙僧は関西で生活しておりますので、行きたくてもいけず歯がゆい想いでしたが、今回は偶然にも縁があり、日蓮宗の法服にて参加しました。日蓮宗の法服を着た僧侶の参加に皆一同に驚いているようでした。
 また、この場に限ったことではないのですが、日蓮宗と創価学会を勘違いされている方も多く見受けられ、教義教学の相違点や、創価学会や日蓮正宗が完全放棄した釈尊への絶対帰依の重要性を説明することもでき、誤解を解く良い機会になりました。
 チベット人女性が「オンマニペメフーム」を唱えながら灯明に火をともしている光景に目頭が熱くなる思いがし、一日も早いチベット国内の平和とをご祈念申し上げました。
 釈尊は煩悩の炎を消して涅槃寂静の境地に至りました。今回一連の五輪騒動に関し、我々仏教徒は世俗の体裁や国威を燃料とした偽りの炎を、慈悲と憐憫の想いを胸に拒否しなければなりません。その炎が人類の実りと成りうるものとなったとき、人類の繁栄の象徴として仏の灯明とするでしょう。

堂内の様子
P1020134.JPG



 
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。