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パート2!!チベット問題に関する当山宗徒の投稿意見

日本での聖火リレー出発地点ということで、ましてや今の情勢下、お寺が出発地点ということで、更にその動向が注目されていたとは思います。
「辞退」という決断は、国内外でも大きな賛同がある行為だと思います。
その日のために準備してきた関係者は落胆しているようですが、今はそれよりも『命の尊さ』を感じてほしいです。
善光寺さんが、会見でしっかりとチベットの事に関してコメントしてくださったのも本当に嬉しかった。

最近では専ら世界で起きている聖火リレー妨害問題が取り沙汰されていますが、そんな中でも毎日毎日、チベットの皆さんが胸を痛めて(心身ともにですが)いらっしゃると思うと、中国の態度には非道さを感じます。
善光寺が辞退をしたという一報を聞いての中国側のコメントが、
「(チベット弾圧に対する善光寺の抗議を)そんな報道を信じているとは荒唐無稽でおかしな話だ」
というものでした。
挙げ句の果てに、常套句、「内政干渉だ」と。

どんなに経済的に豊かになってきていようが、国力がついてきていようが、中国は教育から正して「道徳」というものを学んでもらわないと困ります。
歪んだ愛国主義などを盾に、横暴な行為を繰り返しているから、世界から野蛮だと非人道的国家だと認識されるのです。
ただその世界の認識が報道規制によって、正しく中国国民に伝わらないから、世界と中国との間で大きな認識の違いを生んでしまうのではないでしょうか。
その結果、中国国民が暴走して、それを慌てて「理性的に」などと呼びかけ止めようと必死になる政府。

チベットも中国にあるウイグル自治区も、その他民族領地も、もともと独立国です。
彼らをこれ以上苦しめないでほしい。
篤い信仰心はあるけれど暴力は知らない、そんな優しい人たちに、あらゆる方法をもっての暴力、弾圧をするのは即刻やめてほしい。
非暴力で命を賭してのチベット僧侶、市民の訴えを、中国政府は自分たちの都合の良いように嘘による上塗りの報道をして、それを冒涜するのはやめてほしい。

そろそろ中国には、「非を認める勇気」と「同じ過ちを繰り返さない学習」をしてほしいと切に願います。

善光寺さんの決断は、日本での大きな流れを作ってくれたと思います。

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